私の所属する部門は精米工場工事のうち、電気工事を担当しています。
工事は新規工場、既設工場のリプレイス、増設などがあります。
工事案件を受けるとまずは、お客様用の電気工事概算見積もり書を作成し営業さんにお渡しします。
正式に工事が決定すると詳細な仕様書(ケーブルの選定・入線表・制御盤作成依頼等)を作成し電気工事業者様・制御盤製作所様に見積もりをお願いし、出てきた見積もりを確認して業者様に正式依頼します。
電気工事、制御盤作成自体は業者様にやっていただくので、如何にわかりやすく資料を作成するか、が私たちの仕事の重要なポイントです。
また、もう一つ大きな仕事として制御プログラムの作成を担当しています。
PLCという機器のプログラムを組み工場内の機械の動作・各機器の連携を行います。同時にタッチパネルの作画もしており、制御と絡めて見やすく誤操作の起こりにくいUIの作成を心掛けています。
PLCなどの機器は、日々進化し新機能が発表されますので、どのように取込めば有益に活用できるかなど考えるのも仕事をするうえでの楽しみの一つです。
見積もりから始まり最終的に稼働を確認するまで見届けることになるので、仕事をやり終えたときの達成感も大きいと感じます。