和歌山で昔から愛されている煉羊羹や本ノ字饅頭などの和菓子をいくつも作りだしている総本家駿河屋善右衛門様。
今回はその中からパリッとした食感と卵のやさしい味わいがおいしい和歌浦せんべいをご提供いただきました。
室町時代中期から、京都伏見の郊外で、初代・岡本善右衛門が「鶴屋」という饅頭屋を開いたのがはじまり。総本家駿河屋様のロゴにも鶴があしらわれていますね!
「菓子のみに生きる」という家訓のもとに、実直に菓子と向かうこと128年。赤が映える「紅羊羹」が豊臣秀吉に取り立てられ絶賛されたそうです。その後、五代目が寒天をつかった「煉羊羹」を完成させました。
紅羊羹はいまでも伝統的な製法で作られていて「善右衛門羊羹」という商品で買うことができます!赤い!
徳川頼宣公は幼少時代から「鶴屋」の菓子を気に入って食べていたそうです。頼宣公が京都から駿河(現在の静岡県)に移るときも鶴屋をお連れになり、その後駿河から紀州に移るときも連れて行きました。
紀州徳川家にお嫁入りされた第五代将軍・徳川綱吉公の御息女の名前が「鶴姫」だったため、同じ鶴の字を使うのは恐れおおいとして徳川家にゆかりのある「駿河屋」を徳川から賜ったそうです。
紀州徳川家と共に歩まれてきたからこその駿河だったんですね!
和歌浦せんべいは、紀州徳川家の御用菓子司だったころと同じ製法でつくられ続けています。
和歌浦せんべいには紀州徳川家にまつわる名所である、観海閣、鉄砲蟹、不老橋、蓬莱岩、東照宮、雑賀の漁火が描かれています。
総本家駿河屋善右衛門様では江戸時代から同じ図柄を使っています。江戸時代の人と同じせんべいが食べられるなんてすごいですね!
ふるさと便のせんべいの絵柄はランダムで入っています。どれが入っているかはお楽しみ!
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皆さんにとって故郷・和歌山の味は何ですか?
和歌山には数多くの名産品がありますが『総本家駿河屋善右衛門』も『和歌浦せんべい』『本ノ字饅頭』をはじめ、県を代表する和菓子を多く世に送り出し、長きにわたり親しまれています。
故郷を離れた皆さんが忙しい日々を送る中、ちょっと疲れたり、息抜きしたい時は、ぜひ和歌山の味や香りがするものを召し上がってください。
中でも優しい甘味が魅力の総本家駿河屋の和菓子は、きっと明日の元気に繋がると思います。皆さんの益々のご活躍を故郷の地からお祈り申し上げます。